こんにちは、タツキ(@tatsuki_desuyo)です。
いきなりですが、iPhoneで写真を撮るだけで満足していませんか?
そうだとしたら少しもったいないです。
iPhoneで写真を撮った後に自然に編集すると、自分が写真を通して伝えたいことをより明確にすることができます。
◆iPhoneで綺麗に写真を撮影したい
◆思ったような写真にならなかったのでiPhoneで写真編集をしたい
本記事ではこういった方向けに、iPhoneで写真編集をするコツを紹介していきます。
iPhoneで写真編集をする前に
写真編集をする前の前提条件として、編集するにふさわしい写真であることが欠かせません。
ピントがぼけていたり、写真にごみが映り込んでしまっている状態では、いくら編集してもよい写真を撮ることはできません。
ベースとなる良い写真素材があってこそ、写真の編集作業というものが成り立ちます。
特に一眼レフカメラなどをマニュアルで撮る際は、ISOやF値、シャッター速度などについて理解している必要があります。
iPhoneに詳細を設定する機能は今のところありませんが、写真を綺麗に撮る上では必要な知識なので勉強しておきましょう。
iPhoneを使った写真撮影のレパートリーを増やす
先日、プロのカメラマンさんのお話を聞く機会があり、写真が似たようなものばかりになってしまうというお悩み相談がありました。
カメラマンには写真撮影の指折りがあるらしく、写真がマンネリ化してきたときは、指折りがきちんとできているか確認するそうです。
◆全身
◆表裏
◆左右
◆上下
◆引寄
風景画の場合などは必ずしも5つとも網羅できませんが、写真がマンネリ化してきたなと思ったら写真撮影の指折りを確認してみてください。
また、スマホ用の広角レンズなどを使用すると、写真にアクセントをつけることができます。
特に、風景写真の場合は、全体が広々と撮影できる広角レンズがあると良い写真を撮れます。
iPhoneで簡単に写真編集する方法
続いてiPhoneで簡単に写真編集をする方法についてご紹介します。
写真の右上にある編集をタップすると編集モードに入ります。
あとは、「自動補正」という丸をタップすれば、iPhoneが勝手に良い感じに写真を編集してくれます。
写真編集初心者の方や、一枚一枚に時間をかけられない方は、自動補正を活用してみてください。
◆元の写真
◆自動補正
iPhoneの写真編集機能
続いては、もう少し編集にこだわりたい人や、細かいところまで編集をしたい人に向けて、iPhoneの写真編集機能についてご紹介します。
彩度・自然な彩度
彩度・自然な彩度は色の鮮やかさに関しての編集機能です。
両者の違いは、彩度がすべての色の鮮やかさに影響を与えるのに対して、自然な彩度は中間調(明るい部分と暗い部分の中間の明るさ)に対して影響を与えます。
同じ写真で彩度と自然な彩度のレベルを一番下にしてみましょう。
◆元の写真
◆彩度-100
◆自然な彩度-100
こんな感じで、彩度-100の方はモノクロになっているのに対して、自然な彩度は明るいところは明るいまま残ります。
自然な感じで鮮やかさを加えたい場合は、中間調にのみ機能する自然な彩度を使うようにしましょう。
コントラスト
コントラストは写真の明るいところと暗いところの差に関しての編集機能です。
コントラストのレベルが高ければ高いほどはっきりとした写真に、レベルが低ければ低いほどぼんやりとした写真に出来上がります。
◆元の写真
◆コントラスト+100
◆コントラスト-100
コントラストを極端に高くしたり低くしたりすると現実味がなくなってしまうので、やりすぎには注意しましょう。
ハイライト
ハイライトは写真の明るいところに関しての編集機能です。
明るいところをさらに明るくしたり暗くしたりすることができます。
写真に明るさや元気の良さを持たせたいときに使用します。
◆元の写真
◆ハイライト+100
こんな感じで水の白い部分がさらに明るくなり、白飛びしているように見えます。
シャドウ
ハイライトと反対に、シャドウは写真の暗いところに対しての編集機能です。
暗いところを明るくしたり暗くしたりすることができます。
写真のクールな印象を強めたいときなどに使用します。
◆元の写真
◆シャドウ-100
こんな感じで写真の明るいところ(水の部分)は変化が少ないのに対して、暗い部分(木の陰)などがさらに暗くなっていることがわかると思います。
iPhoneで写真編集する際の注意点
続いて、iPhoneで写真編集する際の注意点についてご紹介していきます。
◆自然に編集する
◆オリジナルを確認しながら編集する
◆悩んだら最初から編集しなおす
順に紹介していきます。
自然に編集する
Adobe社が主催する写真のセミナーでお会いした方は、「過度に編集してある写真は絶対にコンテストでも採用しない」ということをおっしゃっていました。
インスタなどを見ていると、ありえないくらい赤い夕陽や青い空などの写真が多々ありますが、そういう写真は不自然なので編集しないようにしましょう。
オリジナルを確認しながら編集する
写真編集に夢中になりすぎると、元の写真がどんな写真だったかを忘れてしまいがちです。
編集モード中に、写真をタップするとオリジナルの写真が確認できるので、適宜、確認しながら編集作業を進めましょう。
悩んだら最初から編集しなおす
写真を編集しているとありがちなのが、編集の泥沼にはまってしまうこと。
悩むくらいなら思い切って最初からやり直しましょう。
0ベースで考えた方が案外、良い写真に仕上がるものです。
iPhoneの写真編集でもっと楽しく
以上が、iPhoneで写真編集をする際のコツについてのご紹介でした。
上記で紹介した編集機能はあくまでも自分が写真で表現したいことを助けてくれる機能に過ぎません。
自分が撮った写真は自分の気持ちを表現する手段なので、撮影時の気持ちや心境の変化を編集機能で補って自分だけの写真を作成してみてください。
一層、写真を撮ることが楽しくなると思います。
今日はここまで。
ご覧いただきありがとうございました!