iPhoneのカメラでもっと綺麗に動画撮影をする方法

こんにちは、タツキ(@tatsuki_desuyo)です。

普段何となく写真や動画を撮影するのに使用しているiPhoneですが、設定や使い方次第で今より綺麗に動画を撮ることができるようになります。

簡単ですが意外と知られていない方法なので、誰でもすぐに綺麗な動画を撮れます。

◆iPhoneで綺麗に動画を撮りたい

◆iPhoneのカメラをうまく使いこなしたい

こういった方向けの記事になります。

iPhoneで動画を綺麗に撮る前に

iPhoneで動画を撮る前に、前提となる知識について簡単にご紹介します。

動画を綺麗に撮るために、以下のワードを理解する必要があります。

◆画素数

◆解像度

◆フレームレート

順に紹介していきます。

画素数

写真は無数の小さな点で作られているということをご存知でしょうか。

写真や動画を語るうえで無視できないのが、一枚の写真をいくつの画素(小さな点)で表現しているかを表している画素数です。

◆ 横4032×縦3024=約1200万画素

◆横1000×縦750=75万画素

この程度なら大した違いがないのでわかりませんが、画素数を小さくすればするほど、粗い写真・動画に、大きくすればするほど綺麗な写真・動画になります。

最近だと4Kや8Kといったワードが賑わっています。

◆4K・・・フルHD(1920×1080)という規格の約4倍の解像度

◆8K・・・フルHD(1920×1080)という規格の約8倍の解像度

難しい話は割愛しますが、要するに、今までよりもより多くの画素数で動画を撮ることが可能になったということです。

解像度

解像度とは、画素数をどれくらいの密度で並べたかを表すもので、単位はdpiです。

1インチあたりに何個の画素で表すかという(dot per inch)の略で、数字が大きくなるほど画像の細かい表現が可能になります。

フレームレート

フレームレートとは、一秒間に何枚の写真で表現できるかを表す数値で、単位はfps(frame per second)で表します。

iPhone8Plusの最大のフレームレートは普通の動画なら60fps(一秒間に60フレーム)で、スローモーションなら240fpsとなっています。

fpsが高ければ高いほど、動画を滑らかに撮ることができるようになります。

iPhoneで動画をもっと綺麗に撮影する

以上の前提知識を踏まえて、iPhoneのカメラで動画を綺麗に撮影する方法についてご紹介します。

iPhoneのカメラには、以下のような設定があります。

◆4K×60fps (1分間で400MB)

◆4K×30fps (1分間で170MB)

◆4K×24fps (1分間で135MB)

◆1080p×60fps (1分間で90MB)

◆1080×30fps (1分間で60MB)

◆720×30fps (1分間で40MB)

もちろん、4K×60fpsの動画が一番綺麗ですが、その分容量も大きくなってしまいます。

おすすめの設定は、1080×60fpsです。

正直、4KとフルHDの違いはそこまで気になるものではなく、フルHDでも十分に綺麗な動画を撮ることができます。

それよりも、フレームレートを重視して、滑らかな動画を撮るようにしましょう。

1080×60fpsなら綺麗で滑らかな動画を、少ない容量で撮ることができます。

◆4K×60fpsで撮影した動画

◆1080p×60fpsで撮影した動画

iPhoneの動画を綺麗に撮るための設定方法

iPhoneのカメラの設定方法についてご紹介します。

①設定>カメラを選択します。

②ビデオ撮影を選択します。

③お好みのフレームレートに変更します。(推奨1080×60fps)

たったこれだけで、iPhoneのカメラで綺麗に撮影することができるようになります。

スローモーションの設定も同じ階層にあるので、よりスローな映像を撮りたいときは1080×240fpsに設定しましょう。


iPhoneのカメラで綺麗な動画を撮ろう

以上が、iPhoneのカメラで綺麗に動画を撮るための方法についてのご紹介でした。

段々とiPhoneのカメラでもとても綺麗な動画を撮ることが可能になってきているので、お出かけの際にはiPhoneのカメラだけでも十分な時もあります。

自分が撮りたい動画や、表現したいことに合わせて、設定を変えて素敵な動画を撮影してみてください。

今日はここまでです。

ご覧いただきありがとうございました!