【文系でも大大丈夫】G検定に合格するためのおすすめの参考書

  • 4月 14, 2020
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こんにちは、タツキ(@tatsuki_desuyo)です。

近年、AIやディープラーニングといったワードが世間を賑わせている中、「G検定」と呼ばれる資格の人気が高まっています。

G検定を持っていると、AIやディープラーニングに関しての概要的な知識を持っていることの証明になります。

本記事ではG検定に合格するための勉強方法や、これだけ持っておけば間違いない参考書についてご紹介していきます。

◆G検定の資格を取りたい

◆AIやディープラーニングについて知りたい

こういった方の少しでも参考になれば幸いです。

G検定とは

G検定とはジェネラリスト検定の略称で、AIやディープラーニングに関する知識を概要的に持ち合わせているということを証明する資格です。

日本ディープラーニング協会が開催元となっていて、第一回は2017年の2月に行われているまだまだ新しい資格です。

G検定の資格は、

◆ディープラーニングの基礎知識を有している

◆ディープラーニングを適切に事業活用できる

こういった人材の育成を目的としています。

なので難しい数式を解いたり、プログラミングをしたりする必要はありません。

※実際にプログラミングなどをしてディープラーニングを実装するための資格には、「E資格」というかなり難易度の高い資格があります。

初心者でも取り組みやすい内容になっています。

G検定を取得するメリット

資格の勉強などをしていると、「概要的な理解のみで実際の業務に役に立つのか」こういった声を聞くことがあります。

結論から言うと、役に立ちます。

というのも、G検定に合格できるような知識があると、AIやディープラーニングに関して様々な人と会話できるようになるからです。

◆AIベンダー

◆データサイエンティスト

こういった人たちとAIやディープラーニングに関してスムーズにコミュニケーションをとることができれば、プロジェクトを円滑に進めることができます。

また、「G検定に合格している」という実績があれば、AIを使った新規事業などに携わる機会も増えるでしょう。

文系でもG検定に合格できるのか

結論から言うと、文系でもG検定に合格することは十分に可能です。

AIやディープラーニングと聞くと、

◆難易度が高そう

◆理系の人でなければきつい

こういったイメージがあると思います。

しかし、G検定はあくまでも概要的な知識を問うものなので、文系理系関係なく取り組める内容になっています。

また、文系の人が「AIやディープラーニングに触れるための第一歩」といった位置づけでもあるので、文系の人にこそおすすめの資格です。

僕の周りでも、文系で合格している人がたくさんいます。

◆AIをどのようにビジネスに活かすかを考える

◆AIを技術的に実装する

G検定では、AIをどのように扱ったらよいかを考えることにフォーカスを当てています。

G検定に合格するための勉強期間

G検定に合格するための期間は、前提知識のある人は1か月ほど、0から取り組む人は3か月ほどあれば十分でしょう。

勉強時間は1日30分ほど取れれば、十分に合格ラインに達することができます。

G検定のおすすめ参考書

続いては、G検定に合格するための参考書についてご紹介していきます。

結論から言うと、以下の2冊の参考書があれば十分合格することができます。

◆G検定公式テキスト

◆G検定問題集

参考書の使い方としては、公式テキストを5周くらい繰り返しインプットした後に、問題集を解いてアウトプットをして知識の定着を確認します。

それぞれの参考書の特徴は以下の通りです。

◆公式テキスト・・・網羅的で初心者の方向けに丁寧な内容

◆問題集・・・ある程度知識がある人向け。公式テキストを読んでから取り組む

G検定の問題は簡単なところとそうでないところの差が大きいので、特に、わからないところに関しては重点的に取り組むようにしてみてください。

参考書は2冊で5,000円ほどしますが、これだけ投資すれば十分合格できるのでお買い得だと思います。

上記の二冊で物足りない人、もう少し踏み込んだところまで勉強したい人は以下の参考書がおすすめです。

実際にどういったロジックで機械学習を行っているのか、実際に使われる計算式などより実践的な内容になっています。

※僕も少し目を通しましたがかなり難しい内容になっていますので、ほとんどG検定の範囲外と考えてください。

あとは、単純に読み物として面白いのはここら辺です。

人工知能の第一人者として有名な、東京大学の松尾豊さんが書いた本です。

こちらは、少々お堅めな読み物になっていますが、情報量を重視するならおすすめです。

G検定の受験及び申し込み方法

続いては、G検定の受験申込及び、受験方法についてご紹介します。

試験名称JDLA Deep learning for GENERAL
試験時間120分
試験形式オンライン形式
出題形式多岐選択式
出題数220~230問
出題問題シラバスより出題
受験料一般:12000円+税、学生:5000円+税

基本的に受験は以下のサイトから申し込むことができます。

G検定の受験はこちら

問題数が多いので、わからない問題はすぐに諦めて解ける問題から解いていきましょう。

G検定は調べながら受験することができるので、難しい問題は時間をかけて調べられるように時間配分を意識しましょう。

受験の流れは以下の通りです。

①アカウントの作成

G検定の受験には、JDLAのアカウントが必要です。

アカウントを持っていない人は、公式サイトからアカウントを作成する必要があります。

②コンピューターの動作確認

受験の前にコンピューターが適切に動作するかを確認しましょう。

サイトの【試験前までにクリック】という欄を押すことで、試験時に正しく動作するかを確認することができます。

受験環境は以下の通りです。

OSWindows、MacOS
ブラウザchrome、Firefox、safari、IE
画面解像度1024×758以上
接続回線1Mbps以上
その他JAVAScriptとCookieを有効にする

③受験の申し込み

受験は所定の期間内のみ、申し込むことができます。

受験料の支払い方法は、

◆クレジットカード

◆バウチャー

◆コンビニ払い

の3つから選択することができます。

④受験当日

受験当日は、サイトにログインし受験します。

試験サイトは、試験時間の10分前になると表示されます。

⑤試験結果

試験結果は、登録したメールアドレスに1週間から2週間程度で送られてきます。

2週間経っても結果が来ない場合は、事務局に問い合わせてみてください。

G検定を受けた感想

G検定を受けた感想としては、上記の参考書の内容が8割ほど理解できていれば簡単な試験だということ。

明らかに難しい問題が2割ほどありましたが、そういう問題は調べつつどうしてもわからなかったら適当に選択して次に行きましょう。

ちなみに、試験中にわからなかった問題にはチェックをつけて後で見直すこともできるので、有効活用しましょう。

僕の時間配分としては、

◆一通り問題を解く:95分

◆わからなかった問題を調べながら解く:25分

こんな感じです。

普通に勉強していれば、全く時間がたりない!!なんてことにはならないので、安心して受験してください。

僕も文系出身ですが、勉強すれば簡単にAIやディープラーニングに関する資格を取得することができますよ。

G検定に合格すると

G検定の合格結果は、約2週間ほどで登録したメールアドレス宛に届きます。

2020年3月の合格者は7割弱ほどでした。

合格すると、

◆合格者コミュニティに入会できる

◆名刺などに使用できるロゴが貰える

こういったメリットがあります。

特に、合格者のみ入会できるコミュニティは、今後のAIやディープラーニングに関する知識を仕入れたりするのにとても役に立つので、積極的に利用していきましょう。

G検定の勉強方法・参考書のまとめ

以上が、G検定に合格するための勉強方法やおすすめの参考書についてのご紹介でした。

簡単にまとめると、

◆AIやディープラーニングに関しての知識を身に着けることができる

◆文系でも合格可能

◆参考書は公式テキストと問題集のみでOK

◆試験は時間配分に注意

こういった点を意識してみてください。

G検定に合格することができれば、AIやディープラーニングに関しての知識を持っていることの証明になるので、これからますます発展していく分野で活躍することができます。

IT業界にいる人はトレンドに取り残されないためにも、ぜひ資格の取得を目指してくださいね。

今日はここまでです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!!