こんにちは、タツキ(@tatsuki_desuyo)です。
海外旅行に行く際にスマートフォンを利用するためには、ポケットWi-Fiか現地のSIMカードを利用する必要があります。
ただ、初めて海外旅行に行く人にとってWi-Fiは馴染み深くても、SIMカードを使うのってハードルが高そうなイメージがあります。
実際に僕もSIMカードを使うまでは同じようなイメージを持っていました。
でも、SIMカードを使ってみた結果、本当に便利で快適に海外旅行に行くことができますし、ポケットWi-Fiより使い勝手が良いと感じました。
◆結局のところSIMカードとポケットWi-Fiどっちが良いの?
◆それぞれのメリットデメリットについて知りたい
こう言った方向けの記事になります。
本記事が少しでも誰かのお役に立てれば幸いです。
海外旅行でSIMカードを使うメリット

最初に現地のSIMカードを使うメリットについてご紹介します。
メリットとしては以下の3点があります。
◆安い
◆すぐに通信できる
◆通話もできる
順に紹介していきます。
SIMカードのメリット①安い
SIMカードを使う一番のメリットとしては、値段が安いことだと思います。
1人でポケットWi-Fiをレンタルすると1日あたり1000円近くかかりますが、SIMカードなら3日、4日使って1000円くらいのプランが多くあります。
実際に僕がマレーシアに行った際も、4日間で30 MR(2020年1月現在で810円ほど)で済みました。
一人旅や、カップルで旅行に行く時などはSIMカードの方が確実に割安です。
SIMカードのメリット②すぐに通信できる
現地キャリアの電波の届くところであればすぐに通信をすることができます。
ポケットWi-Fiを使用する際にはいちいち電源を入れてネットワークを選択してと面倒ごとが多いですが、SIMカードならカード入れたら出すまですぐに通信ができます。
海外旅行でも日本と同じように通信できるので、ストレスフリーで過ごすことができます。
SIMカードのメリット③通話もできる
SIMカードのプランにもよりますが、現地で通話することも可能になります。
◆ホテルへの電話
◆運転手との待ち合わせの電話
などなど、海外旅行では電話ができると便利な場面が多々あります。
僕もマレーシアに行った際にはタクシーをチャーターして、観光が終わったら迎えにきてもらう際に電話が大活躍でした。
ただ、通話の際は基本的に英語でやりとりするので、ある程度の英語力は前提条件となります。
※海外旅行のために英語を勉強する方法や考え方に関しては以下の記事で紹介しているので合わせてご覧になってください。
海外旅行でSIMカードを使うデメリット
続いては、海外旅行でSIMカードを使うデメリットについてご紹介します。
◆端末によってはSIMカードが使えない
◆帯域が出ない時がある
◆現地で携帯ショップを探す必要がある
順に紹介していきます。
SIMカードのデメリット①端末によってはSIMカードが使えない
docomoやauやSoftBankなどのキャリアには、端末に一定期間SIMロックがかかっているので、SIMカードを差し替えても使用できません。
100日を超えた場合に限り、キャリアに申請してSIMロックを解除してもらいます。
大手キャリアで買ったばかりのスマートフォンは、SIMカードの入れ替えができないので注意が必要です。
SIMカードのデメリット②帯域が出ない時がある
現地キャリアのSIMカードでは、契約通りの帯域が出ないこともあります。
マレーシアに行った際は、4Gの表示なのにも関わらず、15Mbpsしか出なかった場所もありました。
WEB検索やメッセージアプリなどは快適に使えますが、日本の大手キャリアと同じような働きは期待できません。
SIMカードのデメリット③携帯ショップを探さなければならない
SIMカードを使うには、現地で携帯ショップを探してカードを購入する必要があります。
大抵は空港内でぶらぶらしてれば見つかりますが、小さい空港ではそうもいかないことも。
事前に携帯ショップの場所を調べるかinformationに聞くなどして場所を把握しておくと、SIMカードの入れ替えがスムーズにいきます。
海外旅行でポケットWi-Fiを使うメリット

続いては、海外旅行でポケットWi-Fiを使うメリットについてご紹介していきます。
◆複数人で使用できる
◆安全に通信することができる
順に紹介していきます。
ポケットWi-Fiのメリット①複数人で使用できる
ポケットWi-Fiの良いところは複数人で使用できること。
一台ポケットWi-Fiがあれば、シェアして使うことができますし、その分レンタル料も安くなります。
感覚としては、多くて4人までの使用が限界かと思います。
それ以上でシェアする際は、使う時間を区切るなどの対処が必要です。
ポケットWi-Fiのメリット②安全に通信することができる
現地のSIMカードにも言えることですが、ポケットWi-Fiなら通信が暗号化されているので安全に通信することができます。
ポケットWi-Fiを借りずにfreeWi-Fiを使用するときは、ホテルやショッピングモール、有名なレストランなどのWi-Fiを利用するようにして、怪しいWi-Fiは使わないようにしましょう。
海外旅行でポケットWi-Fiを使うデメリット
続いては、海外旅行でポケットWi-Fiを使うデメリットについてご紹介していきます。
◆荷物がかさばる
◆充電しなければならない
◆少人数で使うときは割高
順に紹介していきます。
ポケットWi-Fiのデメリット①荷物がかさばる
ポケットWi-Fiを使うときの一番のデメリットは、荷物がかさばること。
荷物を少しでも少なくしたい人にはおすすめできません。
また、ポケットWi-Fiを出し入れする際の手間も考えると管理が面倒くさい傾向にあります。
その点、SIMカードは本当に小さいチップなので出し入れなどの面倒事もなく、管理も楽ちんです。
ポケットWi-Fiのデメリット②充電しなければならない
ポケットWi-Fiを利用するには、十分にバッテリーが残っている必要があります。
一日くらいならバッテリーは持ちますが、頻繁に利用したり充電し忘れたりすると通信ができなくなってしまいます。
SIMカードならスマートフォンの充電さえあれば使用できるので、ポケットWi-Fiの使用には余計な手間があることになります。
ポケットWi-Fiのデメリット③少人数で使うと割高
ポケットWi-Fiの料金体系は日にち換算なので、少人数で使うと割高になってしまいます。
一人や二人で使用するとかなりの割高な料金に。
かといってかなりの大人数で使うと通信が遅くなってしまうので、そこのさじ加減が難しかったりします。
海外旅行でのSIMカードの使い方
海外旅行でSIMカードを使うには、以下の3つのものを用意してください。
◆SIMフリーのスマートフォン
◆SIMカード取り出し用のピン
◆SIMカード
順に紹介していきます。
SIMフリーのスマートフォン
海外のSIMカードを使うには、SIMフリーのスマートフォンを用意しなければなりません。
docomoやSoftBankなどで購入したスマートフォンには、他キャリアのSIMカードが使えないようにロックがかかっています。
このようなロックがかかっておらず、自由にキャリアを選べるスマートフォン(SIMフリー)を用意する必要があります。
それではdocomoやauやSoftbankを使用している人は現地のSIMカードを使えないのかというと、答えはNOです。
というのも、端末を購入した後に100日以上経過しているなどの条件を満たしていれば、SIMロックの解除を行うことができます。
インターネットから簡単に無料で手続きを行うことができるので、お手持ちのスマートフォンのSIMロックを解除したい人は各キャリアに問い合わせてみてください。
SIMカード取り出し用のピン

スマートフォンからSIMカードを取り出す際に必要になるのが、SIMピンと言われる小さなピンです。
このピンをスマホの横にある小さな穴に入れるとSIMカードが出てきますので、購入したSIMカードと交換するだけ。
最初にスマートフォンを購入した際についてきますので、確認してみてください。
万が一、見つからなくてもAmazonなどで安く売っているので心配ご無用です。
SIMカード
SIMカードは現地で購入するか、日本でもAmazonなどで購入することができます。
現地のSIMカードは、空港やコンビニや携帯ショップなど様々な場所で販売していますし、空港内や携帯ショップなどでSIMカードを購入すると、店員さんが設定までしてくれます。
1、2分程度でSIMカードの入れ替えができるので、初めての方はお願いすることをおすすめします。
SIMカードを入れ替える際には、スマートフォンの電源を切ることを忘れずに。
海外旅行におすすめのSIMカード
最後に海外旅行におすすめのSIMカードについてご紹介していきます。
日本でSIMカードを買ってから海外に行く際には、意外とSIMカードの種類が多くて困ると思います。
そこで、本記事ではおすすめのSIMカードを厳選して紹介していきます。
最低限抑えておきたいSIMカードのみをご紹介するので、参考にしてみてください。
アジアに行くならAIS SIM2Fly
旅行先がアジアの国なら、タイの最大手の通信キャリアAISのSIMカードがおすすめ。
タイから海外に行く人向けに販売しているSIMカードですが、日本、韓国、台湾、シンガポール、オーストラリア、マレーシア、ラオス、マカオ、ネパール、カンボジア、フィリピン、インド、ミャンマー、香港で利用可能です。
14か国に対応しているので、アジアを周遊する際にはかなり便利なSIMカードになっています。
また、AISからは世界70か国で使用できるSIMカードも販売されています。(ヨーロッパやアメリカなどでも使用可能)
合わせて検討してみてください。
中国へ行くならチャイナユニコム
中国はインターネットの規制が厳しいので、SIMカードを現地で購入するとFacebookやLINEなどを使用することができません。
しかし、チャイナユニコムのSIMカードは中国本土と香港で使用することができるので、香港を経由して通信することができ規制の対象外になります。
値段も8日間の5GBで1000円と破格の値段。
中国に行く際には必須のSIMカードです。
日本語でサポートを受けたいならIIjmio
日本国内の格安SIM会社のIIjmioが販売しているSIMカード。
500MBで14日間3850円という値段なので、他のSIMカードと比べるとかなりコスパは悪いです。
ただ、日本の会社なのでサポート体制に関しては、安心できると思いますので、心配な方が最初に試しに使ってみるには良いかもしれません。
SIMカードを使って海外旅行を快適に
以上が、SIMカードとポケットWi-Fiのメリット・デメリットと、SIMカードの使い方についてのご紹介でした。
今までポケットWi-Fiを使用していましたが、一度SIMカードを使ったらもうポケットWi-Fiには戻れなくなるくらい、便利なアイテムでした。
特に、
◆電話が使える
◆料金が安い
ということは、頻繁に旅行に行く僕みたいな人にはとてもありがたいです。(電話はSIMカードによっては利用できないものもあるので要確認)
今までポケットWi-Fiを使っていて料金が高いなと感じた人は、ぜひ一度SIMカードの購入を検討してみてください。
海外でも快適にスマートフォンを使えるので、海外旅行がさらに便利になりますよ。
今日はここまでです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!